2016年

4月 28日  北海道・水路歩き   一人





 昨日に続き農道歩きへ

 今回は逆回りに

 目的はこの地域が1857年江戸幕府により「御手作場」として開墾され、その後農業が盛んに行われ、丘陵地の中腹 にも水田が開墾されそのための手作りの農業水路
  (町役場には開墾160周年の垂れ幕が掲げられています)

 今も地元の方が手入れされ現役で活躍中

  海抜111m地点の水路出口




  水路を辿れば




  まだ水は流していない為に所々に小さな水たまり




  途中には春の花々の真っ盛り

  最初はエンゴサク








  やがて白いキクザキイチゲ











  エンレイソウも顔を見せ








  そしてカタクリも顔を見せ始める








  やがて入口から800m 海抜119m地点の受水地点へ
   (まだ水は本格的には不要なので、右側の受水口を石で塞いでいる)

  明治時代に馬は使ったかもしれないが、人力で丘陵地に勾配1%の水路を800mも作るとは測量技術・土木技術と もに「凄い!」の一言です。

  先人たちの努力に脱帽です。

  



  すぐ先は雪解け水で水量が多いチップサップ川本流




  この辺りは平らになり至る所にカタクリが








  斜面にも




  暖かい陽を浴び




  カタクリを満喫しUターンし、農道を辿り上の道道へ




  今日は珍しく1台の車が追い越して行きました。
  

 







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