2016年

5月09日  北海道・長靴ウォーク   一人





  天候があまり良くなかった連休後半も終わり、静かになっているだろうと神仙沼 へ

  夏から秋にかけては大勢の観光客で賑わう、滞在先より約20キロ 標高750mの地点にある沼地

  でも今はまだ雪の中で少しは顔を出しているかも?

  途中のパノラマラインは10月末から4月末にかけては冬季通行止めになっており、今年はGW直前に開通したばか り

  道端の落葉松にも新芽が芽吹き鮮やかに




  のんびり走り40分ほどで、積雪が1m以上の入口へ到着  




  早速長靴に履き替えて雪の上へ




  「春近し」根元には穴が




  無雪期には遊歩道が整備されているが、今は雪上を気儘に歩き沼地へ

  無雪期に上った台形のチセヌプリが正面に見え沼地はまだ顔を出していない




  念のため右手樹林帯沿いに歩いてみる








  30分ほど歩き少し登り振り返ると沼地が白く




  やがて無雪期には濃い藪でこの時期しか訪れることが出来ない上の沼地へ

  こちらは少し顔を出し始めている




  チセヌプリがずいぶんと近づいてきた




  ここから先は斜面が少し急になるので今日はお終いにし周りの風景を

  神仙沼がずいぶん小さくなっている




  地元の方もあまり知らない「幻の沼?」




  反対側には樹林の陰に隠れながら長沼が眼下に




  そして日本海も 手前が泊原発そして奥に積丹半島の山々が




  風も弱く暖かいが帰途へ

  帰りは冬の季節風と雪の悪戯で変形した木々を眺めながら












  年老いて穴ばかりの木も




  あまり沈み込まない2時間ほどの長靴ウォークを終え駐車場へ

  昨秋に訪れた時は、観光バスが止まり韓国語・中国語で大賑わいだったが、いまは静か





  ほぼ無人だったので持ってきたコンロで暖かい昼食をここで頂き、時折囀る鳥の音を聴きながら静かさを満喫


  帰途は少し先へ車を走らせ、ササが顔を出し始めている大谷地




  そして町境の峠から蘭越側へ下る道を眺め帰途へつく

  静かな早春の一幕でした。


  







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